お題アプリ使って出てきた三題でお話を作るっていうアレ。
制限時間40分。
・びん→波に運ばれてくる、これ定番。
・修道女→なんか倒れてる自分を覗き込んで欲しいなーっていう願望から。
・春の嵐→もー、これに巻き込まれて異世界転生としか思い浮かばなかった。
↓んで、書き始めはこんな風。
制限時間は40分。よーいスタート。
気がつけば、知らない天井だった……。イヤ、天井じゃないし。空だし!
空が見えるということは、僕は今、上を向いているというわけだね。
んであと、背中の感触は……うん、なんか固い感じ。まぁ、まどろっこしくなく言うと。
砂浜ですね。ハイ。
さらに、ザザーンと波打つ音に合わせて、僕の足元に温い水があたるということは、波打際ですね。
で、何だろね? これは、どういうことでしょ?
訳がわからないので、僕は唸るわけですが……。
「もし……? 大丈夫ですか?」
なんか白いフワッとした物が目の端に映ったよ。
僕はその正体を見ようと……いででで!
痛いし、首、動かないし、えーナンデじゃー?
「どこか痛いんですか? 動かさない方が良いですよ」
優しい声が聞こえた。女の人かな? と思ってたら、声の主に顔を覗き込まれた。
やっぱ、女の人だ。修道女かな? シスターっぽい黒い服を着ている。
「えっと!」
思わず起き上がろうとするけど、体が痛くて動かない。
「じっとしていてください。んー、血とかは、出てない……と」
女の子があちこち見てくれる。
「特に怪我はないみたいだけど、えっと、メーディーック! メーディーック! え? 今は居ない? あぁ、そうですか。困りましたね」
そこに波がザザーン。
僕の手のところまで波が来た。冷たい波の他に、何か固いものがあたった。
女の人が、僕の手のそばの何かに気がついたよ。
「ビン?」
言いながらコルクの蓋を開けようと……。
「すみませーん、皆さん手伝ってくださーい!」
女の人が言うと、
「なんだなんだ?」
人が集まってきた。
で、みんなで、コルクの蓋をあける音も聞こえた。
みんなの会話を聞くに、中には紙切れが入っていたらしい。
そして、紙切れを皆で広げる音がした。
首を動かせないから、見えないんだけど。
「あ。なんだ、この人が……」
「待ちわびたよ」
なんだか、僕はみんなの待ち人だったらしい。
「生贄、到着しましたぁー!」
生贄……?
「じゃっ、運びまーす! せーの、よいしょー!」
沢山の小さい手が、僕の体に触れる。
手の感覚というよりは、なんだか砂つぶが身体中に、くっついてきた気分。
なんて考えていると、体がふわりと持ち上がった。
持ち上げられながら、僕は思い出したんだ。
春の嵐に吹き飛ばされた時。
あなたは生贄になりますって、声が聞こえたのを。
考えている間にも、浮き上がった僕の体の下に人が入ってくる。
小さな小さな小人達。
僕は、こいつらの儀式の生贄になるために、ここに飛ばされたんだ。
以上。
1100文字。
無理くり感満載。んで、予定としては800文字位で終わらせるはずだったんだけど、長くなった。
てか、初っ端から生贄って!
流行りの長い題名を付けるなら。
『念願の異世界転生を果たしたのに、小人世界。さらに、生贄にされそうになっている。誰か助けて!』
とか? 長すぎるかw
そして今から、小人の異世界での僕の冒険が始まるんだけど、それはまた別の話! ……とかなったらいいねー。ならないけど(汗)
っと、ここで40分経ちました。
携帯とパソコンでちまちま書いて、改稿せず。誤字脱字チェックはまた別の日にしよw
雑なブログだなぁー。
('ω')ノ今日も、お付き合い有難うございました!